女優ミラーも販売するダイソーが直営店とフランチャイズ店をもつメリット


一度は行った事がある、という方がほとんどではないでしょうか。

100円ショップのダイソー

なんと女優ミラーも販売をしています。
100円で!?とびっくりしたのですが女優ミラーは100円ではないようです。
ただかなり人気商品のようでどの店舗でも売り切れ続出となっているそうです。

そのダイソーを展開するのが株式会社大創産業という広島県が本社の会社です。
広島に本社なんですね。
てっきり東京かと思ってました。

創業は1972年ですので創業47年の老舗の会社となります。

100円ショップ業界では店舗数、売上、共にNO1のダイソーですが実は上場はしていません。
意外ですね。
ただ近々上場する可能性のある注目企業の筆頭でありますので今後の動向にも注目です。

ダイソーの店舗数と直営店:FC店の比率から読み取れる事とは

ダイソーは未上場企業ですので公式サイトにもIRの情報は開示されておりません。
会社概要に記載のある2019年3月時点での店舗数を参考に考察してみたいと思います。

【国内】
総店舗数 3,367店舗
 直営店:2,499
 FC店:868

【海外】
総店舗数 2,175店舗
 直営、FC記載なし

国内外合計 5,542店舗

シンプルにすごい店舗数ですよね。
47都道府県で割っても各県に平均70店舗ずつある事になります。
国内の店舗数にも驚きますが海外が2,175店舗もある事に驚きました。
実にダイソーの店舗数の40%は海外にあるんですね。

サイトに記載のある矢野代表の言葉の通り、商品単位での展開ではなく、100円均一というジャンルを確立したこと、また世界でも通用する展開モデルを確立している事が最大の強みなのでしょう。

そして70000点もの商品アイテムを扱い更にそのうちの99%が自社開発商品というのは非常に強いビジネスモデルですね。
世界での展開がこれほど進んでいる大きな理由はこの商品開発力が他社を圧倒するものなのではないでしょうか。
業界2位の店舗数を誇るセリアは国内1,582店舗(2019年9月末)ですので店舗数だけの比較でみればダイソーは3.5倍も大きいということになりますね。

直営店とフランチャイズ店の比率は3:1

この比率はどちらが多ければ良くて少ないとダメということではありません。
比率から企業がかかえるリスクやメリット、デメリットを想像し、この先どういう展開が考えられるかなーと予測することはできる、という程度です。

直営店比率が高い企業の場合

チェーン店を展開する企業の中には全て、もしくは、90%以上直営店という企業も多くあります。有名なところでいえばスターバックスなども直営店の比率が高い企業です。

直営店比率が高いという事はチェーン方針の変更や施策遂行がハードルなく進める事ができるという事が予想できます。つまり問題が起きた場合や課題がわかった時の改善スピードが早いというメリットがある、という事ですね。

一方で経営している企業1社の考えや情報が施策を生み出すエビデンスとなるので凝り固まった対策になりがち、というデメリットも考えられます。また店舗数を増やしていく過程においては資金力も1社で準備する必要がありますので資金的リスクはフランチャイズに比べて大きいという事がいえます。

フランチャイズ比率が高い企業の場合

チェーン店を展開する企業の中には90%以上がフランチャイズ店というチェーンもめずらしくありません。

フランチャイズ比率が高い、ということはそれだけ運営している企業が沢山いる、という事ですね。

つまり先ほどの直営店比率が高い企業のメリットデメリットが逆になる可能性がある事が予測できます。同じ看板で運営しているカフェでも運営企業が30社いれば30人の社長さんがいるわけですね。
そうなると新しい施策を実行したくても30人全員の社長さんがYESというには直営店と比べ時間がかかりそうだな、というのは予想に難しくないですよね。
別の視点で見れば30人の社長の意見が集まるわけですから異業種異分野で得た知識経験人脈をチェーンとして生かすこともできるのがフランチャイズ比率が高いチェーンのメリットともいえるでしょう。

その上でダイソーが国内直営2499店、FC店868店、という3:1の比率になります。
※FC店の中には洋服の青山とダイソーが共同出資で作った会社が運営する115店舗も含まれます。
店舗拡大をしてきたこれまでの過程や出店立地、立地戦略、を考察していくと、非常にバランスが取れた状態なのではないかと思います。

例えば地方都市のスーパーやドラッグストアを運営している企業にダイソーのフランチャイズを運営している企業がいます。
この場合ダイソーから見ればそのスーパーの立地が100円ショップダイソーを出店する為に絶好の立地で場所が欲しいというニーズがあります。一方でスーパーを運営する企業もダイソーのようなブランド力があって集客力もありスーパーの売上増に繋がるような業態を誘致したい、また新しい事業を企業の成長戦略としてチャレンジしたい、というニーズが合致した場合に実現するのがこのようなケースのフランチャイズ運営の形です。

フランチャイズ本部にも加盟店にもメリットがある事、がフランチャイズをチェーン展開の戦略に取り入れるにはとても重要なポイントになります。

ダイソーは洋服の青山との関係をみていても加盟店との関係構築や共存共栄が上手なのではないかと推測できます。結果、海外展開では現地の企業とパートナーとして協力し合う事が必須となっていると予測できますが、国内で培った関係構築のノウハウが海外展開でも生かされてるのではないでしょうか。

今後も海外、国内、とダイソーの動向に注目です!

製品仕様

高輝度LEDライト24個
倍鏡2倍・3倍・10倍搭載
電源供給USB/電池
寸法展開時:W380mm×H305mm
重量本体:約948g
拡大鏡:約50g
材質ABS樹脂・ガラス鏡
使用電池単三乾電池×4
角度調整可能
調光調節

製品仕様

高輝度LEDライト20個
倍鏡10倍吸盤式搭載
寸法W200mm×H273mm
※ミラー部分
電源供給電池
重量本体:約600g
拡大鏡:約50g
材質ABS樹脂・ガラス鏡
使用電池単三系乾電池×4
角度調整
調光調節

製品仕様

高輝度LEDライト38個
倍鏡10倍吸盤式搭載
寸法W155mm×H270mm
※ミラー部分
電源供給USB/電池
重量本体:約507g
拡大鏡:約50g
材質ABS樹脂・ガラス鏡
使用電池単三系乾電池×4
角度調整
調光調節

製品仕様

高輝度LEDライト36個
倍鏡10倍吸盤式搭載
寸法W165mm×H225mm×D56mm
電源供給USB/電池
重量本体:約425g
拡大鏡:約50g
材質ABS樹脂・ガラス鏡
使用電池単三系乾電池×4
角度調整
調光調節

製品仕様

高輝度LEDライトハート型8個
面数3面
寸法折り畳み時:横12cm×横15cm×厚さ1.5cm
展開時:横23.5cm×高さ15cm×厚さ1.4cm
重量約220g
材質ABS樹脂・ガラス鏡
使用電池CR2032ボタン電池×2
角度調整

製品仕様

高輝度LEDライト8個
面数2面
寸法折り畳み時:W85mm×H130mm×D10mm
展開時:W85mm×H(最大)250cm×D10mm
重量約115g
材質ABS樹脂・ガラス鏡
使用電池CR2025ボタン電池×2
角度調整
調光調節

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