関節炎におすすめできるサプリ、できないサプリ。最新研究で判明した一流女優も驚く対策方法とは。

テレビCMで同じみのグルグルグルグル♪グルコサミン♪

一度は聞いた事ある方が多いのではないでしょうか。

グルコサミンやコンドロイチンと呼ばれるサプリは、軟骨の成分をサプリにした商品です。
CMや広告では、このサプリを飲むと軟骨が強化されて、結果として関節の痛みが減ると言っています。
大手メーカーからもグルコサミンサプリは多く商品化され、ドラッグストアでも最も手軽に手に入るサプリではないでしょうか。

高価なものもありますが、どのメーカーもこぞって商品化するという事は買ってる方が沢山いる、という事の裏返しですよね。

結論。

グルコサミンは関節炎にほぼ効果ありません。

グルコサミンが関節炎に効果がない理由

2010年にスイスの大学が行った研究では、過去に行われたグルコサミンとコンドロイチン研究の中でも質の高い4000人分のデータを再調査しました。

グルコサミンとコンドロイチンはどちらも関節の軟骨部に含まれる成分ではある。
がしかし、口から飲んだサプリがそのまま軟骨になるわけではない。
食事と同様に一旦消化器官で分解され、その後に体内に散らばってしまう。

結果としてグルコサミンとコンドロイチンのサプリをどれだけ摂取しても関節炎はよくならない。

調査を実施した教授は、グルコサミンとコンドロイチンを使った治療、研究への資金提供はやめるべき、とまで断言し完全否定をしています。

関節炎に効く可能性のあるサプリ

まだまだ確信をついた成分ははっきりしてませんが可能性がある、というものの中で手に入りやすいものが以下です。

・L-カルニチン
・ピクノジェノール

どちらも初めて聞いた、という方も多いかと思いますが、一般的にも手に入るサプリです。
もしグルコサミンとコンドロイチンを関節炎をおさえる為に飲んでいる方は、これらのサプリに変更してみることをオススメします。

サプリに頼らず関節炎を改善する対策とは

筋トレです。

え？

関節炎で運動して良いの？と思った方が多いのではないでしょうか。
病院や接骨院の先生から軟骨がすり減るから運動はしないように、と言われてたけど、、、

デンマークの大学が世界各国の人種が違う2000人を調査した結果、

・軟骨がすり減る事はない
・関節の炎症も悪化しない
・運動する事で軟骨の動きはむしろ改善した

運動する事で血流が良くなり、筋肉量が増加し、代謝が良くなり、と軟骨にとっては良い結果しかうまない。という結果なのです。

全く運動しなければ悪くなる一方、最大の治療法は運動、という驚きの方法だったんですね。
ただ、膝痛の時に無理に負担のかかるジャンプ動作とかは避けた方良いです。

関節炎におすすめできるサプリ、できないサプリ。最新研究で判明した一流女優も驚く対策方法とは。：まとめ

グルコサミン、コンドロイチンのサプリは効果が否定されているので、高額を払ってまで飲むべきではない。
サプリを変更するのであれば、L-カロニチンやピクジェノールを試してみよう。
ただし必ず効くという証明がされているわけではないので自分に合うかは試して判断しよう。

関節痛にとって一番良くないのは安静、何もしない事。
医者に運動をしちゃいけない、と言われて即入院レベル以外は運動した方が良い。
なぜなら病院から家まで普通に歩いている時点で関節や軟骨を動かしておりそもそも安静になってない。
むしろ筋肉をつけ、代謝をあげ、血流を良くすることで軟骨に良い影響を与えることができる。

ジムに行きましょう～。