ベテラン女優がいくつになっても若々しい理由はやっぱりあれだった。関節痛の時こそ身体を動かす最新医療。

テレビや舞台で活躍されている女優さんがいくつになっても若いな、と感じる事は皆さんも多々あるのではないでしょうか。

若々しく保っている理由はもちろん様々あるかと思います。

その中の1つに必ず入ってくる事が運動である事は間違いないでしょう。
筋トレ女子という言葉が流行っている事も、アンチエイジングと運動が結びついている証拠でもあります。

とはいえ年齢を重ねれば重ねるほど体の節々に衰えが来る事は避けて通れません。

膝痛や腰痛の関節痛がある時にはそもそも運動しても良いのか？
安静にするべきなのか？

実は多くの人が勘違いしている痛みと運動についてご紹介したいと思います。

痛みには2種類ある

関節の痛みは、医学的に大きく2種類に分けることができます。

１、急性期⇒発症から3ヶ月以内
２、慢性期⇒発症から3ヶ月以上

昔から膝が痛くてという方は慢性期です。
先週、膝を捻って痛くてという方は急性期ですね。

こうやって見ると急性期と慢性期への治療のアプローチは当然違うように思えるかと思いますが、多くの接骨院や病院の医師からは以下のような指導を受けます。

「痛みが治まるまで安静にしてください」

安静にすればするほど悪化する関節痛

痛みの発症から2週間はしっかりと安静にするべきです。

しかし3ヶ月を過ぎても痛みがある、いわゆる慢性期の症状の場合、その痛みを引き起こしている原因が安静にしている事にあります。

ここを勘違いして、痛みがあるから運動しない、という選択をしてしまうと関節痛はより悪化をしていきます。

つまり痛みの発症から2週間を過ぎた場合、運動をして関節を動かす事が最先端医療の処方箋なのです。

関節痛になぜ運動が良いのか

関節は身体の部位にも関わらず実は血管がありません。
血液が通っていないのです。

ただし血液の代わりとなる関節液というものがあります。
この関節液は血液と同様の役割を果たしていますので、当然循環をさせてあげなければいけません。

血液の場合は循環の役割を心臓が担っていますので私達の身体は常に循環が行われています。

では関節液の循環はどのように行われるのか。。。

運動です。

つまり関節を動かす事によってはじめて循環されるのです。
安静にして関節を動かしていない時は循環が行われません。
循環が行われないという事は老廃物が溜まった状態のままであり、当然痛みが治まることもありません。

痛みがある時はトレーニング後が重要

痛みがある時に運動した方が良いという事はご理解いただけたかと思います。

関節を動かす事が目的ですので、ご自身で運動強度はコントロールをしながら強い痛みが出ない範囲でのトレーニングをしてください。

そしてトレーニング終了30分後の状態を下記の３つのうちどれかチェックするようにしましょう。

１、痛みが軽くなった
２、痛みが変わらない
３、痛みが強くなった

チェックが終わったら次回の運動強度以下のようにしましょう。

１、痛みが軽くなった⇒運動強度を強める
２、痛みが変わらない⇒同じ運動強度で行う
３、痛みが強くなった ⇒運動強度を弱める

ベテラン女優がいくつになっても若々しい理由はやっぱりあれだった。関節痛の時こそ身体を動かす最新医療。：まとめ

どんなに綺麗な女優さんでも年齢による体の衰えはあります。
ただし、身体を動かす事を継続する事が、あの若さの源なのです。

接骨院で電気をあてるくらいならスクワットをやった方が膝の痛みは改善されますよ。
更に筋肉が増えれば関節をサポートしてくれます。
代謝も上がって痩せやすくもなります。

病院の先生から安静という言葉が出た時は要注意です。